旅ニュースまとめ|2019年1月18日(金)~2019年1月22日(火)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①訪日客 消費伸び悩み 地方へ誘導、カギ

観光庁から2018年の訪日観光客の確定数が発表され、3,119万人となりました。
1,000万人突破が2013年、2,000万人突破が2016年でしたので、わずか5年で3倍にまで増加したことになりまが、オリンピックが行われる2020年までには4,000万人が目標とされています。

一方で指摘されるのが1人当たりの消費額の伸び悩みです。
観光庁の訪日外国人の消費動向調査(2017年版)によると、2015年の約17万6千円から減少傾向を始め、2017年は約15万4千円になっています。

2017年は訪日外国人観光客が2,869万人・消費総額が約4.4兆円・1人当たり消費額が約15.4万円、2018年は訪日外国人観光客が3,119万人・消費総額が4.5兆円であることを考えると、2018年の1人当たり消費額は約14.4万円で前年比7%減が見込まれます。

渡航費用の値下がりという要因もあるのでしょうが、そもそもの日本国内の消費がかなりの速さで減っていると感じました。
国別の観点も興味深く、1人あたり23万円の中国に対し、韓国は約7.2万円なのだそうです。

②関空連絡橋、3月に2車線再開=台風でタンカー衝突

2018年9月の台風で一部損壊した関空連絡橋は現在、従来の片側車線を両車線化して使用しています。
最近、自身の旅行では京都から関空までのアクセスは専らバスなのですが、連絡橋を通るたびに損壊部分を見ています。

今月の旅行でもまだ橋が途中で切れている状況ですが、3月には2車線ずつにまで復旧することが発表されました。
これまでは完全復旧が5月との見通しのみでしたから、嬉しい前倒しですし、改めて関係の方々に頭の下がる思いです。

片側車線を無理やり分割して使用している現在は、本土から空港にアクセスする際は橋を渡りきった後に迂回路を取っており、関空に着く時間や数分ながら余分にかかっているように思います。
たかが数分なので大きく気にするものでもないのですが、混雑時にプライオリティパスでぼてぢゅうに駆け込む際には気になることも事実です。

③機内に14時間以上缶詰め 緊急着陸の便、トラブルで出発できず

アメリカのニュージャージー発便が病人の発生により目的地を香港からカナダのニューファンドランド島に変更したものの、その後の出発ができずに14時間も機内に閉じ込められたという話です。
想定外の夜間着だったため、国際線の税関職員がいないだけでなく機材故障でドアが開かなかったそうです。

現在の世界最長フライトであるシンガポール~ニューヨークは約19時間ですが、プレミアムエコノミークラスとビジネスクラスでの運行になっていることからも、10数時間も狭い席に乗るというのはあまり健全なことではないのでしょう。

気になったのが、なぜニュージャージー発~香港行の便が、急な目的地変更ながらもニューファンドランド島に変更になったという点です。
ジェット気流の緯度を考えれば、ニュージャージー発の便はまずはかなり北寄りの進路を取るということは至極当然なのでしょうが、大気を改めて意識するきっかけになりました。

 

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