旅ニュースまとめ|2019年3月29日(金)~2019年4月2日(火)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①水没被害でも働くベネチア 市民に広がる水害との「共生」
かつては比較的特別なことであったベネチアの高潮は現在年80回も発生し、もはや日常となっています。
高潮が増えた背景としては、温暖化による平均海水面の上昇だけではなく、地下水の汲み上げによるベネチア自体の地盤沈下も挙げられています。
そのような状況にあって、高潮を日常のものとして取り込んでいく動きがあるという記事です。
飲食店などで通常に近い形で営業する店が増えつつあるようです。
書店の事例のように、考え方によっては高潮さえも観光資源に転化できるということですね。
②高速鉄道ユーロスター使わないで 4月3日まで税関「スト」で
イギリスとフランス間のドーバー海峡地下トンネルを結ぶユーロスターの使用は控えたほうが良さそうです。
フランスに入国の際、税関検査が強化されて要する時間が長期化しているようです。
税関なので仕事をやらないというストライキではなく、『熱意のストライキ』として検査強化のほうに舵が切られています。
③「安く旅行に行ける」。友人や先輩からの勧誘を受けた若者のその後
記事を読んで某社の名前が思い浮かびました。
個人的には何の興味もないのですが、マルチ(合法)とねずみ講(違法)の違いを改めて勉強するきっかけになると思います。
入ってから『思ってたのと違って騙された』と感じる前に自分で理論武装することは、この件だけでなく一般的に言えることですね。
④大韓航空、機内のピーナッツ提供中止 アレルギーへの対応に批判
ナッツリターンの続きの記事かと思ってしまいましたが、違いました。
大韓航空で、重度のピーナッツアレルギーの乗客が、周囲の乗客に配られピーナッツの配布中止を求めたところ経由地で降機させられたという一件があったようです。
その後、大韓航空はピーナッツの提供を止めることを発表したので、降機させたことは良くなかったという判断だったのでしょう。
ピーナッツの提供を止めるとなると、その他のアレルギー製品との区別をどうするのか線引きが難しくなるのではないでしょうか。
ピーナッツが停止されてしまうと、より広く使われている小麦・卵・牛乳の提供についても影響があるはずです。
これらの提供まで停止となると影響が大きすぎるので中止されることは無いのでしょうが、なぜピーナッツだけがこのような議論になってしまうのか理解に苦しみます。
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