旅ニュースまとめ|2019年4月3日(火)~2019年4月7日(日)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①平戸、墓地から出土の人骨「三浦按針の可能性高い」
三浦按針は、1600年にオランダ船リーフデ号で豊後に漂着したイギリス人ウィリアム・アダムズの和名で、関ヶ原の戦い直前の徳川家康に仕え、外交や交易で活躍しました。
平戸から出土した人骨の解析から亡くなった時期やDNAの特徴が、三浦按針を含む同時期に亡くなった10名程度の外国人のものに絞られるそうです。
まだ10分の1に過ぎないと言えば過ぎないのですが、『可能性が高い』と言っている他の根拠は読み取れませんでした。
なお、同じくリーフデ号で漂着したオランダ人ヤン・ヨーステンは和名で耶楊子(やようす)と呼ばれ、家康から現在の八重洲に屋敷を与えられました。
耶楊子が訛り、その後八重洲という地名になったことはよく知られています。
②発症したら死亡率100%! 狂犬病、ぜひ予防を
狂犬病は海外旅行の際に最も怖い病気の1つです。
狂犬病が発生していないのは日本、オセアニアの一部の国、北欧や西欧の一部の国など極めて限られた国以外では世界的に発生している病気です。
犬だけではなく猫やコウモリなど様々な動物によってつけられる噛み跡や傷口から感染しますが、噛まれた直後から注射をすることで発症を防ぐことができます。
反面、1ヶ月以上の潜伏期間を終えて発症すると確実に死ぬとされています。
予防は3回の事前注射が必要なので正直に言って手間ですし、自分もしたことがありません。
ただ潜伏期間を正しく理解した上で早期の事後処置を行うという理解は持っておくべきだと思います。
改めて、厚生労働省のサイトが勉強になると思いました。
③米ボーイング、自動制御システムの問題認め謝罪 操縦士が最後まで格闘
これまでボーイング社から自社の問題であることへの言及がなかったエチオピア航空の事故ですが、CEOが自動制御システムの安全性に問題があったことを認めました。
左右に付けられた傾きセンサーが異なった値を観測し、自動制御で機種が下がり墜落したとの内容です。
2018年10月に発生したインドネシアのライオン・エアの墜落事故に関しても同様にセンサーの問題であることが示唆されています。
安全性に問題があったことは大変に残念ですが、問題点がはっきりしてきたということでもあります。
その点では光の見える内容だと感じました。
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