旅ニュースまとめ|2019年5月3日(金)~2019年5月7日(火)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

①荷物取り出しで犠牲拡大か ロシア旅客機の炎上事故

離陸後30分ほどでモスクワのシェレベチェボ空港に引き返した航空機が直後に炎上し、乗客乗員の過半数に当たる約40名もの方が亡くなりました。
乗客からは被雷を指摘する声があるようですが、被雷自体は必ずしも珍しい現象ではないこともあり、雷が原因とはまだ断定できません。

事故の発生原因が不明である一方、地上の炎上でここまで被害が大きくなってしまった原因は解明されつつあるようです。
前方の避難口から脱出する際、前方の乗客が棚から荷物を出していたことが判明しています。

今回の事故では着陸直後の出火はなかったため、比較的時間に余裕があると思われた中でそのような行動がとられたのかもしれません。
ところが、出火し出すと一気に機内温度が上昇し、窓も溶ける高温で多数の方が亡くなることとなりました。

避難時には、まだ出火してなくとも最悪の事態を想定した早急な避難が必要であること、そして他の方の迅速な避難のためにも『荷物を持たずに外に避難する』という原則の重要性を改めて心に刻みたいと思います。

②遅延や苦情に基づく、航空会社ランキング。ワースト1はあの会社に

あくまでアメリカ国内の航空会社のみのランキングですが、スターアライアンスを代表するユナイテッド航空、スカイチームを代表するデルタ航空、ワンワールドを代表するアメリカン航空がランキングに含まれるという点で採り上げます。
感じ方は色々あろうかと思いますが、個人的にはジェットブルーが最下位という点はあまり理解ができませんでした。
LCCながらも座席や接客で工夫されている思っているためです。

定時運行率や予約取消率などをパラメータにランク付けをしているようですが、元記事を読んでも各会社の各項目の指標が定量的には示されていません。
また、各項目のウェイトもよく解らず、自身は腑に落ちない内容でした。

③売却作業進めているアシアナ航空、収益構造改善方法は?

錦湖アシアナグループがアシアナ航空など航空3社を手放すことを決定したのは、先月4月のことでした。

売却するまでの間の収益改善策として、ロシア2都市とデリー路線の廃止、およびA380のファーストクラスの廃止が決定しています。
稼働率の低いファーストクラスの座席をそのまま使用しながらも、座席以外の食事やアメニティなどのサービスはビジネスクラスに準じるビジネススイートクラスを新設し、ファーストクラス比で低料金ながらも稼働率を高めて収益に貢献させる方策のようです。

大韓航空もファーストの廃止を打ち出しており、韓国を代表する航空会社は2社ともファースト縮減でベクトルが一致しています。

 

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