旅ニュースまとめ|2019年5月13日(月)~2019年5月17日(金)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①ビジネスマンに朗報? 午後9時台の東京発登場か 神戸空港規制緩和

神戸空港の発着時間が緩和され、現在の20時台羽田発~21時台神戸着の最終便に対して1時間ほど遅い便が登場する可能性があるようです。
神戸空港から大阪までは1時間、京都までは1時間20分程度ですから近郊への到着は当日と翌日の境目くらいになりそうですね。

個人的には、羽田帰着の国際便から乗り継いで関西方面に帰る便の選択肢が増えるという観点で注目しています。

②ノートルダム寺院再建 世界遺産継続は原形忠実が大前提、過去に取り消しの例も

2019年4月に火災の被害を受けたパリのノートルダム大聖堂では、マクロン大統領が新たなデザインを公募するとして話題になっていました。
ノートルダム大聖堂を含む一帯はパリのセーヌ河畔としてエリアでの世界遺産登録がされており、世界遺産登録の必要条件として真正性が改めてクローズアップされた形です。

真正性とは、創建当時の意匠や材料、工法などが正しく承継されていることを示します。
ノートルダム大聖堂の再建と世界遺産登録の継続性にあたっては、デザイン公募の内容が真正性を満たしているのかどうかの判断が鍵になります。

一方で記事でも言及されている通り、ノートルダム大聖堂単体での世界遺産ではなくセーヌ河畔沿いというエリア一帯での登録であるため、デザインが変わったとしても全体としての価値に大きな差がなければ継続という解釈もできます。

「仁徳天皇陵」含む古墳群、世界遺産に 諮問機関が勧告

文化遺産の諮問機関ICOMOS(国際記念物遺跡会議)の調査が終わり、百舌・古市古墳群について『登録勧告』がなされました。
正式には7月にアゼルバイジャンのバクーで委員21ヶ国で審議される第43回世界遺産委員会で決定となりますが、COMOSから登録勧告が世界遺産委員会で覆ることはないものと思います。

日本からは2013年登録の『富士山―信仰の対象と芸術の源泉』以来7年連続での登録となっており、来年は『奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島』が審議される見通しです。
2018年5月には『奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島』は自然遺産の諮問機関IUCN(国際自然保護連合)から『登録延期』の勧告を受けたために正式推薦を取り下げ、2020年が再挑戦となります。

 

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