旅ニュースまとめ|2019年8月16日(金)~2019年8月20日(火)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①「悪材料という悪材料がすべて出た」…韓国航空会社8社すべて赤字

既に、日本路線の依存度が高い韓国LCCの業績が悪化しているとの報道はありましたが、レガシーキャリアである大韓航空とアシアナ航空についても日韓関係悪化の影響もあり業績不振が進んでいるという内容です。
レガシーキャリア2社を含む計8社の航空会社全てで4~6月期は全て営業赤字とのことです。

日本政府による輸出管理強化が打ち出され、韓国人の訪日観光客が本格的に減り出した期ではないため、全てが日韓関係悪化に関連づけられるものではないと思います。
アシアナ航空については、もともとの業績も芳しくなく、売却報道も出ている状況でした。

②痩せこけたゾウ、祭りに出演後倒れる スリランカ当局が経緯を調査へ

スリランカのキャンディにおけるエサラ・ペラヘラで、象が倒れたようです。
キャンディはスリランカのシンハラ王国時代の都市で、15世紀中盤から19世紀初頭にかけて首都として栄えました。

4世紀頃にインドのカリンガからシンハラに嫁いだ王女が仏歯をスリランカに持ち込んだとされ、その仏歯を納めた容器を着飾った象に乗せて行うパレードがエサラ・ペラヘラです。
この祭事を目的としたツアーも数多く催行されています。

写真からは明らかに象の健康状態が悪いことが判り、素人目には病気というよりは十分な餌が与えられていないように見えます。
スリランカ当局も調査を指示しており、事態の解明と再発の防止が待たれます。

③インドネシア大統領、カリマンタン島への首都移転を正式に提案

以前からもインドネシアの首都移転は取り沙汰されていましたが、ジョコ大統領が所信表明演説で正式な提案を行ったとのことです。
世界で3番目に大きい島であり、ボルネオ島とも呼ばれるカリマンタン島が移転先に挙げられています。

カリマンタン島にはブルネイ、マレーシアの一部、インドネシアの一部の3国が共存していますが、面積の7割以上をインドネシア領が占めています。
インドネシア領は中部カリマンタン州に加え、東西南北の各方角が冠せられた東カリマンタン州など合計5つの州が存在します。

現時点でカリマンタン島には100万人都市はなく、具体的な移転先についての言及はされていない状況です。
個人的な勝手な妄想ですが、ブラジリアのような未開の地に計画的な都市を造るような構想があると大変に興味深いと思います。

ハワイやパラオ、日焼け止め規制じわり 「サンゴに有害」  科学的根拠に疑問も

2018年の時点でハワイやパラオは市販の日焼け止めの持込や使用を禁止する方向を打ち出していました。
特にパラオは2020年1月から対応が始まり、世界で最も早い禁止となります。
パラオにはダイビング目的の観光客が多く、海洋観光資源を誇る国としてサンゴ保護施策の一環です。

他方で日焼け止めの成分がサンゴに悪影響を与えているのか科学的な根拠を疑う声もあり、検証環境の観点から日焼け止めが悪いと言い切ることもできないようですね。
当面は日焼け止めメーカーと当局の間で論争が続くのでしょう。

 

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