旅ニュースまとめ|2019年8月31日(土)~2019年9月4日(水)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①なぜ首都を移転するのか インドネシアと5つの国の事情
インドネシアのジョコ大統領が先々週に東カリマンタン州へ遷都することを正式に発表していました。
新たなBBCの記事内では遷都の背景が説明されており、渋滞が慢性化しているという点は広く認識されていると思いますが、地盤沈下が激しい速度で進んでいるということは知りませんでした。
年に15cmの場所もあるようですから、確かにこれ以上の開発が難しいだろうと思います。
記事内で触れられているナイジェリアがラゴスからアブジャに遷都した事例では、ラゴスが沿岸部に存在し地方へのアクセスに問題があることとあわせて人口密度が問題の1つとして挙げられています。
アフリカで最も人口が多い国であるナイジェリアは2位のエジプトのほぼ2倍である1.9億人強を擁しますが、旧首都ラゴスには1,300万人強しか住んでいないということが驚きでした。
ナイジェリア人口上位10都市を見ても10位で既に100万人程度になっており、人口の国内特定都市への集中度が低いことが解ります。
②「世界一高い山」はエベレストだけではないという事実
切り口を変えた『最も高い山』の紹介記事です。
世界で最も標高が高い山はエベレストですが、これはあくまで平均海水面からの高さが世界一ということになります。
一方で、海に隠れた部分も含めて高さとしていた場合はハワイ島のマウナケア山が10,000mを超えて世界一になることが知られています。
また、地球の中心から最も離れている点はエクアドルのチンボラソ山であり、標高6,000m代前半です。
チンボラソの山頂が最も地球中心から離れた点となる理由として、地球が回転楕円体であることが挙げられます。
地球の中心から赤道までの平均距離である赤道半径は約6,378km、同様に中心から極までの平均距離である極半径は約6,357kmであるため、緯度が低いほど地表でも地球の中心からは遠いということになります。
チンボラソはエベレストよりも2,500m以上標高が低いのですが、緯度が低いことが今回のような事例をもたらす背景です。
なお、そもそも山の標高はジオイドからの高さとして定義されます。
海の海水面は重力の等高線となりますが、それを時間軸で平均化した平均海水面を仮想的に陸地にも延長した面がジオイド面です。
③外国人旅行者が帰国後に懐かしむ日本:「21の魅力」(その1)
よく見かける系統ですが、外国人訪日旅行者が日本旅行で驚いたことの紹介記事です。
飲食店でのおしぼりと水は、特に共感できる部分だと思いました。
国外では、おしぼりの代わりにテーブルに個包装ウェットティッシュが備え付けられていることがしばしばありますが、使うと20セント請求されるなど有償のケースが多いため、注意が必要です。
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