旅ニュースまとめ|2020年1月3日(金)~2020年1月7日(火)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

 

①首里城再建の過程を観光資源に 政府「見せながら再建」に乗り出す

2019年10月末に火災で焼失した首里城に関し、まずは早急に観光客が立ち入ることができる状況にした上で、少しずつ再建が進む過程を見学者が見られるようにする方針を政府が明らかにしました。
2019年12月下旬の段階では、沖縄県の玉城知事によって発表された首里城再建の基本的な考え方によると、復元過程は段階的な公開とされていました。

県の言う『段階的な公開』と、政府の言う記事中の『見せながら再建』が一致しているのかよく判らないのですが、おそらく公開できる場所から公開していくという手法で歩調は合っているものと思われます。

 

②文化財保護は義務 ユネスコ、トランプ氏攻撃予告で表明

緊迫するアメリカとイランの関係において、トランプ大統領はイランの重要な文化財を含む52ヶ所を攻撃対象として挙げました。
アメリカにより殺害されたソレイマニ司令官に対するイラン側の報復措置が行われた場合のアメリカの考えを表したものです。

このような情勢を受けてユネスコのアズレ事務局長は、武力紛争の際の文化財の保護に関する条約(ハーグ条約)などを例示し、文化財の保護は義務であるとの声明を出しています。
結果的にトランプ大統領が発言を取り下げる形で終息したことに、大変に安堵しました。

なお、状況が少し落ち着いたので52ヶ所の具体的なリストを探してみたのですが、見つけることはできませんでした。

 

③「世界最強のパスポート」、2020年代最初のトップは日本 英コンサル調査

Henly and Partnersの調査による2020年1月時点のパスポート通用度の指標が更新されています。
日本のパスポートでビザ無し渡航もしくは到着ビザが取得できるエリアは191ヶ国・地域と発表されました。

なお、2019年10月時点では日本はシンガポールと並んた世界一でした。
その時点ではビザ無し渡航もしくは到着ビザが取れるエリアは190ヶ国・地域となっていました。

今回の2020年1月版では日本のみが1ヶ国増加したため、シンガポールを抜いて単独首位の191ヶ国・地域です。
差分を地図で見る限り、シエラオネが新たに到着ビザ取得可能の区分になったことが増加の背景だと思われます。

余談ですが、シエラオネの国旗とファミリーマートのロゴは同じ配色で、上から緑・白・青の3色ストライプになっています。
シエラオネでは緑が自然(天然資源と農業)、白が平和と正義、青が首都フリータウンと大西洋を表すのに対し、ファミリーマートでは色個別の意味というよりは全体で楽しさ・新鮮さ、信頼・安心を表すのだと、ファミリーマート公式サイトに載っていました。

 

<関連記事>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)