旅ニュースまとめ|2018年9月20日(木)~2018年9月24日(月)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

①キャセイパシフィックの機体に巨大スペルミス、同航空が自虐ネタに

ただのスペルミスで広がりのある話題ではありませんが、珍しいことは確かです。
塗装過程から考えるとまず発生しえないミスなので、記事からは何らかの裏もあるような含みも感じました。

②インド旅客機で30人が鼻血=気圧維持装置始動せず

どのくらいの高度で発生したのか、どのくらいの気圧まで低下したのかは判りません。
ただ、気圧維持装置を起動させないままに上昇したために機内の気圧が急激に低下したようですので、離陸後それほど時間が経っていない上昇中に起きたものだと推測されます。
機内の気圧はおおよそ0.8気圧程度に保たれますが、これは高度およそ2,500mくらいの外気圧に相当し、ほとんど全ての人が体調異変をきたすことがない気圧です。

今回のケースでは、高度2,500mを越えて外気圧が0.8気圧を下回ると、機内の圧力もそれに呼応して下がっていってしまったものだと思われます。
仮に毎分2,000ft(約600m)で上昇していたとすると、通常の機内圧力0.8気圧からわずか5分程度で0.5気圧(標高5,500mに相当)にまで下がる計算です。
通常は登山でも数日かける標高差を5分程度で上がってしまい、上がった先に待つ0.5気圧は通常の人間の収縮期血圧の約3倍に過ぎません。

地表では収縮期血圧の6倍程度の気圧で血管は体外から押さえつけられていますが、その重しが航空機の上昇数分間に半分になったことで、血管が弱い部分が拡張圧力に耐えられず出血したということなのでしょう。

エミレーツ航空、エティハドの主要航空事業の買収を検討-関係者

エミレーツ航空もエティハド航空も同じアラブ首長国連邦(UAE)の航空会社です。
2018年度決算においてエミレーツ航空グループは30年連続の増益を達成し、業績は絶好調です。
また、SKYTRAX社のWorld Airline Awardでも2016年の首位からは陥落しながらも、2017年から2年連続で4位の位置につけており、高い存在感を見せています。

一方のエティハド航空もエミレーツ航空と同様にキャリアとしての評価が非常に高いことはよく知られています。
しかしながら、アリタリア航空やエア・ベルリンなど出資先の経営状態の悪さに影響され、2016年からの2年間で34億ドルもの営業損失を出しています。

エティハド航空のパイロットにはエミレーツ航空との兼業も認められているという報道はしばらく前にありましたが、結果的に布石になるのでしょうか。

④大型のサメ3匹を駆除、人気観光地でサメの襲撃相次ぎ 豪

グレートバリアリーフの島で、観光客がサメに襲われたことをきっかけにサメが駆除されたとの報道です。
駆除されたイタチザメはホオジロザメやメジロザメと並んで人間にとって最も危険なサメとされ、イタチザメは特に好奇心が強く何にでも噛み付くのだそうです。
以前にパラオでダイビングをした際に聞いた話ですが、インストラクターが新しい潜水ポイントを探索しようとボートから海に入るとイタチザメがいたので、血相を変えて大慌てで水から上がったのだそうです。
それくらい攻撃性が高いということですね。

ホオジロザメがメキシコとハワイの間に集まる海域があるという報道も最近ありました。

⑤「駆け込み寄付」急増、人気は旅行券クーポン

先日にも触れましたが、その後高額返礼品の自治体の見直しが相次いでいるようです。

記事の中では、実質5割返礼のピーチポイントを扱っている泉佐野市も見直し方針となっていますので、興味のある方は急ぐに越したことはなさそうです。

 

<関連記事>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)