旅ニュースまとめ|2018年10月5日(金)~2018年10月9日(火)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①国際線増便する羽田新ルート、米側合意得られず

国際空港評議会(ACI)が発表した2017年の『世界で最も忙しい空港』は国内外旅客数が基準となり、アトランタ国際空港・北京首都国際空港・ドバイ国際空港に次いで羽田空港は世界4位の8,540万人となっています。
ちなみに、成田空港は国際線旅客数が羽田空港の倍ながらも国内線旅客数が羽田空港の1割強に留まるため、年間利用者数は4,000万人未満です。

羽田空港の年間国際線発着回数を6万回から9.9万回に引き上げるための施策として横田基地上空の飛行が検討されているようですが、アメリカとの折衝が続いており、不透明なようです。

②世界遺産に無断で砂利 文化庁、市に是正求める 長崎の原城跡

1637年の島原・天草一揆の舞台となり、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』として2018年7月に世界遺産登録された構成物件の原城跡ですが、二ノ丸には5月段階で工事車両のための砂利がひかれていたようです。
砂利の後に世界遺産登録されたのだから良いというわけではなく、文化財保護法に則った現状変更の手続きを踏んでいないことが問題となっています。
二ノ丸は一揆勢の住居が密集し、立てこもった場所として知られています。

③JALと中国東方航空、独禁法の除外申請 19年度から共同事業へ

JALと中国東方航空の共同事業について、今年の8月には両者で共同事業に関する覚書が締結されていましたが、国土交通省に独禁法適用除外の申請まで進んだとの内容です。
既に両者はマイレージの提携は行っていましたが、運行スケジュールにも踏み込んだ協力を行うことで利用者の利便性向上が見込まれます。
中国の大手キャリアはスターアライアンスに中国国際航空、スカイチームに中国東方航空・中国南方航空が属し、ワンワールド系でのアクセスがありませんでした。
ワンワールドエリートで、中国東方航空も優先チェックインができるようになれば大変に嬉しいです。

④ニューギニア航空、東京/成田~ポートモレスビー線を直行便化 チューク経由はわずか1ヶ月

毎週土曜日の週1便ながら、日本からミクロネシア連邦のチュークに唯一直行できるニューギニア航空便が、成田発~ポートモレスビー行に直行化されました。
チューク経由ポートモレスビー行の運行は9月1日から10月5日までの僅か5週間という短命でした。
ホノルル経由で行くパターンは非効率であるため、今後は従来通りグァム経由がメインになりそうです。

⑤バンコクの人気観光地でギャングの銃撃戦、インド人観光客死亡

地元ギャングの銃撃に巻き込まれ、バス待ちのインド人観光客1人が亡くなったそうです。
タイは交通事故死率は東南アジアで2番目に高いベトナムに比べても1.5倍程度であるものの、特に危険というイメージは一般に持たれていないと思われます。
2015年のエラワン廟の爆発物テロに続き、今度もタイらしからぬ銃による観光客死亡とのことで大変に残念です。

 

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