旅ニュースまとめ|2018年11月29日(木)~2018年12月3日(月)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

①豪グレートバリアリーフ最大の再生計画、サンゴの卵数百万個採取へ

オーストラリア北東部の沖合いに3,000kmにわたって広がる世界最大のこのサンゴ礁は、2016年の海水温の上昇で白化が進み、壊滅的な被害を受けました。
当時のMalcolm Bligh Turnbull(マルコム・ターンブル)首相はサンゴ礁保全のためにAUD10億(約830億円)の拠出を表明していましたが、今回の活動との関連性は読み解けませんでした。

個人的には、グレートバリアリーフは学生時代最後の旅行先であり、初めてダイビングをした思い出の場所です。
コバンザメが自身の周囲を回りながらついてくる様子などに感激し、今でも細々とダイビングを続けるきっかけになりました。

今回の保全活動が好転のきっかけになることを切に祈ります。

②インドネシア機、計測機器が故障

10月末に墜落したインドネシアのライオンエアに関し、事故原因が計器の故障であるとの暫定報告が発表されました。
限られた機体数を何とかやりくりして運行するLCCの宿命との意見が多いようですが、実際にそのような経営的な事情が根本原因になるのかどうかの追求が待たれます。

インドネシアのLCCは一般に安全性の評価が低く、比較的乗る機会が多い自身にとっては非常に気になります。

③ナマハゲ・アマメハギ…「来訪神」無形文化遺産に決定

有形の『世界遺産』、文書等の『世界の記憶(記憶遺産)』とならびユネスコの三大遺産事業の一つとされる『無形文化遺産』に、新たに日本からの登録が増えました。
ナマハゲに代表される来訪神が今年の登録案件となり、2016年の山・鉾・屋台行事に続く25件目です。
ここでは便宜上『登録』という言葉を使いましたが、無形文化遺産の場合は『無形文化遺産の代表一覧』に記載されることを表します。

なお、『世界無形文化遺産』という表記をしばしば見かけますが、正しくは『無形文化遺産』となります。

④ANA、12月1日より羽田発のチェックイン締め切りを20分前に変更

ANA国内線は羽田発に限り、保安検査通過期限を従来の出発15分前から20分前に変更されます。
ANAが使用するターミナルにおいてサテライト(バスでアクセスする遠隔地ゲート)が設けられるためです。

サテライトは航空機の乗り遅れに注意しましょう。
自身は2018年2月に東京からロサンゼルスへ飛び、ロサンゼルスで乗り継いでアラスカに向かう際にゲートがサテライトになっていることの確認が不十分で乗り遅れました。
自分の問題で乗り遅れた事例は初めてでしたので、今後のためのいい経験になりました。

⑤「モアイ像返して」イースター島知事が涙で訴え

イースター島の代表団が大英博物館の所蔵品となっているモアイ2体の返却を求めているという記事です。
大英博物館には他国から持ち出されたものが山ほどあるでしょうから、1つでも返却をしてしまうと収拾がつかなくなるために実情としては難しいのだろうと思われます。

同様の事例としてギリシャやナイジェリアからの返還要請についても記事はで触れています。
このうち、ナイジェリアは12世紀から19世紀にかけて存在したベニン王国時代の遺物の返還を求めているとのことです。

ベニン王国の国旗はデザインが非常に特徴的で、奴隷貿易で栄えたその歴史を象徴するような図柄です。
最近合格した国際知識検定 国旗Ⅰ(国旗) 1級の出題対象範囲外でしたが、国旗が好きな人の間では有名なようです。

 

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