旅ニュースまとめ|2018年12月19日(水)~2018年12月23日(日)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①3,000万人超え、新たな課題 急増する訪日外国人

2011年は東日本大震災で前年比約3割減の約622万人でしたが、以降は一貫して最低でも年率2割増が続き、今年2018年に3,000万人を突破しました。
1,000万人突破が2013年、2,000万人突破が2016年だったことを考えると、外国人訪日客の増加は凄まじい勢いですね。
2018年に突破した3,000万人ですが、続いてオリンピックが行われる2020年までに4,000万人が目標とされています。

一方で急激な訪日観光客増で日本国内の観光環境に関する問題も表面化しています。
先週の報道では、2019年1月出国分から徴収が始まる国際観光旅客税の使途についての報道がありました。

やはり、インターネット環境は早々に改善されるべき課題だと感じます。

②大韓航空とJAL、マイル相互積算可能に 

12月20日以降、大韓航空が運航する日本~韓国路線の搭乗でJALマイレージバンクにマイル積算が可能となりました。
JAL公式サイトでの案内もされています。
なお、JALが運行する便に乗って大韓航空スカイパスに貯めるという逆のパターンも可能です。

JALはワンワールドに属しながらも、今回の大韓航空とのマイル相互提携でスカイチームからはエールフランス・中国東方航空・大韓航空などと個別のマイル提携が行われることになります。
アライアンスを越えた日系航空会社の提携拡大は非常にありがたいです。

③燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について

ANAの2019年2~3月発券分で燃油サーチャージが改定になります。
最も金額が大きい欧州・北米・中東・オセアニア路線では従来の往復28,000円が35,000円になります。
片道のサーチャージだけで関空からLCCでホノルルに1往復行できる金額に匹敵します。

JALも同様の金額になることが発表されています。
基準となるシンガポールケロシン価格の上昇や円安傾向の定着で、2017年の初頭から燃油サーチャージは一貫して右肩上がりです。

一方、10月にピークとなる1バレルUSD100弱をつけたシンガポールケロシンは、昨今の原油安を受けて12月下旬にはUSD70を切る水準まで下がってきました。
2018年12月~2019年1月の2ヶ月の円建シンガポールケロシン価格が2019年4~5月発券分の燃油サーチャージに反映されるため、様子見も一手段でしょう。

④モロッコで北欧女性2人殺害、「イスラム国」と関係疑われる4人逮捕

アトラス山脈のトゥブカル山の麓町イムリル近郊でキャンプを張っていた女性2人が被害を受け、うち1人は頭部が切断されて発見されたといいます。
比較的治安が安定しているモロッコでの事件で発生したため、観光への影響は小さくないと思われます。

海外旅行でこのような事故に遭う確率は0にはできませんが、必要以上に危険視しないこと、一方でどこであっても油断しないことを心がけたいです。

 

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