旅ニュースまとめ|2019年4月8日(月)~2019年4月12日(金)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①GW旅行者 過去最高見通し 改元ともなう10連休で熱高まる

新天皇の即位に伴うGWの10連休で旅行が活況で、過去最高の人数が見込まれています。
2月時点で、ハワイの往復航空券が50万円を超えているとの報道もありました。

自身が利用する関空は混雑が特にひどく、長期連休だけでなく平日でもかなりの行列ができています。
今回は連休2日前の25日からの出国なのでそこまでの混雑ではないと思っていますが、用心して早めに着くように調整します。

②関空連絡橋が全面復旧、タンカー衝突から7か月

2018年9月の台風で損壊した関空の連絡橋がついに完全復活となりました。
損壊した月内に一部開通、2019年2月に損壊した橋げたの復旧、3月に上下計4車線が復活という流れを経て、4月に元通りの上下計6車線です。

事故当初は復興の時間軸が定まらなかったものの、官邸主導で2019年5月が完全復旧と発表されていました。
空前の10連休前よりも3週間ほど早いタイミングで復旧がなされ、関係の方々に頭の下がる思いです。

③世界遺産に「殺された」富岡製糸場の教訓 観光客殺到で「本来の姿」を失う

世界遺産の登録が多数の観光客を呼び込み、それを当てにした形へと街並みを変質させ、本来の様子と変わってしまうとの記事です。
記事に採り上げられた富岡製糸場のケースでは、世界遺産登録後に急増した観光客がすぐに減少してしまい、遺産維持費用の原資にも影響しかねないほどの状況のようです。
2007年に世界遺産登録された石見銀山でも、それまで30万人程度だった観光客が登録翌年には3倍まで増え、その後は急速に減少して登録前の水準に戻っています。

個人的には、観光客が増えることは必ずしも悪いことだと思っていません。
バルセロナのサグラダ・ファミリアのように観光客の入場料収入を活かして完成年度が想定よりも早められているというポジティブな事例もあります。

今回の富岡製糸場の事例では、観光客が減少する中で保護や管理費用を身の丈にあった形へどのように修正がなされているのか気になりました。

楽天などに立ち入り 旅行サイトで価格など拘束の疑い

楽天、エクスペディア、ブッキングコムの3社が、サイトに掲載する宿泊施設に対して宿泊価格の最恵国待遇を求めていた疑いで、公正取引委員会の立入調査の対象となりました。
日本人の立場では、国内旅行の際に利用が多いと思われる楽天トラベルが関係しそうです。
一方、エクステディアやブッキングコムは国内の宿泊施設の掲載件数は多くないため、あまり使用されるケースは多くないと思われます。

不当な拘束になるため法的には問題ですが、消費者の本音としては『国内旅行の際には楽天トラベルを検索していれば最安値が取れる』という状況が変わるということになると思われます。

 

 

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