旅ニュースまとめ|2019年4月28日(日)~2019年5月2日(木)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①神戸空港の国際線就航を検討へ 関西3空港懇、次回会合から

近畿圏にある主要な3つの空港は関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港ですが、このうち定期国際線が就航しているのは関西国際空港のみです。
2018年9月の台風とそれに伴う関空連絡橋損壊により、伊丹や神戸の国際線発着も議論されましたが、実際に国際線が就航することはありませんでした。

早ければ、5月11日の空港懇談会で神戸空港の国際線就航について議論が始まるようです。
ハードウェアである空港側の検討だけではなく、航空会社側の就航希望もあるようで、記事にはスカイマークのサイパンやパラオ就航が例示されています。
いずれも2018年5月までは成田からデルタ航空が定期就航していた路線ですが、撤退により現在はグァム経由が一般的になっています。

パラオは素晴らしいダイビングが体験できる場所ながらもグァム経由で行く煩わしさがあり、自身は10年前の2009年に行ったきりです。
もし神戸空港からスカイマークが飛ぶことになれば、直行便かつLCCの低料金という点で非常に魅力です。

②ノートルダム周辺の家屋に鉛の粉じん、パリ警察が拭き取り勧告

4月のノートルダム大聖堂の火災で、300トンにも及ぶ鉛が天井などから流出したことが指摘されています。
大聖堂周辺の立入が制限されているだけではなく、鉛は粉塵として周辺の家屋などにも飛んでいるため、拭き取り作業が励行されているようです。

調べてみると、鉛単体の融点約328℃・沸点約1749℃に対し、火災の温度は約800℃です。
気化してから煙に乗って微小粒子に凝固して広まったというよりは、最初から粉塵として広まったということになるのでしょう。

インドネシア、首都移転へ ジャワ島外が候補

インドネシアで、首都を現在のジャカルタからジャワ島外に移転することが閣議決定されました。
移転先として挙げられているボルネオ島(カリマンタン島)のパランカラヤはカリマンタン州の州都であり、20世紀中盤にスカルノ大統領によって新首都候補として開発が進められた都市です。
まさに、ブラジルで大統領ジュセリーノ・クビチェックが新首都ブラジリア建設を進めていた時期に当たります。

首都移転の閣議決定はされたものの、原資の捻出など課題は多いもようです。
現実的には当面はジャカルタが首都なのでしょうが、今年3月に開通した初の地下鉄などが活躍しそうです。

 

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