旅ニュースまとめ|2019年6月27日(木)~2019年7月1日(月)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について

昨今の原油価格上昇傾向のため、ANAの燃油付加運賃が高くなります。
2019年4月~5月のシンガポールケロシン平均価格(USD建)とUSD/JPY為替レートを元に決定された2019年8月~9月の発券が対象です。

参考までに、日本発各方面の燃油付加運賃を2019年6月~7月発券と2019年8月~9月発券で比べると下記のようになります。

欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア
往復21,000円⇒往復28,000円

ハワイ・インド・インドネシア
往復12,000円⇒往復17,000円

タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア
往復9,000円⇒往復13,000円

ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン
往復6,000円⇒往復8,000円

東アジア(韓国を除く)
往復5,000円⇒往復7,000円

韓国
往復1,000円⇒往復2,000円

ここ半年くらいの燃油付加運賃の歴史を振り返ると、2019年2月~3月発券から2019年4月~5月発券にかけて3段階下がりました。
しかし、2019年6月~7月発券で1段階上がり、更に今回の2019年8月~9月発券で1段階上がったことになります。
2019年4月~5月にかけては、1バレルUSD80~85で安定したためです。

但し、5月中旬に1バレルUSD85近辺でピークをつけた後は6月初旬にUSD75未満まで下がり、その後も6月内はUSD80を回復することがありませんでした。
為替も若干円高方向には振れてきており、少なくとも6月末時点の実績では2019年10月~11月発券で燃油が再び1段階下がってもおかしくはない領域です。

ANAだけでなく、JALの燃油付加運賃も同様に1段階高い金額となることが発表されています。

【夏の旅 得マネー術】旅行中の傷害に補償金や見舞金も出る「企画旅行」

旅行代理店がプラニングする企画旅行では、旅行に起因する死亡や通院などの際に補償金を受け取れることがあります。
日本国内の旅行社の場合、どのようなケースが対象でいくら貰えるのかは各社が定める旅行業約款の特別補償規程で定義されています。

但し、国土交通省が定める標準旅行業約款 特別補償規程によりも旅行者に不利益な規程を定めることができないため、基本的に各社は標準旅行業約款と同等の内容を定めています。
お世話になるケースは必ずしも多くはないと思いますが、ざっと事前に目を通すだけでもいざという時に役に立つと思います。

③JAL、国際線の優先搭乗見直し 9月から3段階、プレエコも

JALの優先搭乗サービスが、従来の2段階から3段階に変更になるそうです。
大きな変更点として、これまで2番目だったワンワールド ルビー系の素エータスが3番目に変更になるのと、その3番目にプレミアムエコノミーが加わるということでしょうか。
ANAがプレミアムエコノミーの優先搭乗を行っていない中、JALが先駆けたことになります。

個人的には、エコノミーのステータス持ちやプレミアムエコノミーで優先搭乗をしても狭い機内に先に入るだけという感覚なので、あまり優先搭乗は利用しません。
非常口が取れた場合は荷物棚を早めに確保しておきたいので利用する、というくらいです。

 

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