旅ニュースまとめ|2019年9月5日(木)~2019年9月9日(月)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①国内線でも上着脱衣が必須に。9月13日から飛行機搭乗前の保安検査を強化
東京オリンピックなどで旅客が増加する中でも安全確保をするため、9月13日から国内線においても国際線と同等のセキュリティチェックが始まります。
具体的には上着や厚底の靴などがX線検査の対象となるだけでなく、ランダムの追加検査も行われるようです。
上着も立派な靴もないので自身のような場合でも、周囲が時間を要するという点では実質的に影響を受けることにはなりそうですね。
ちょうど検査開始翌日の9月14日に伊丹空港を使う予定があるため、ただでさえ長蛇の列になりがちな伊丹の保安検査がどうなっているのかチェックしてこようと思います。
②ライアンエアーは本当に最悪の航空会社なのか?
アイルランドのライアンエアーはLCCの最たる事例として知られますが、様々な評判が乱れ飛んでいる航空会社でもあります。
オンラインチェックインや搭乗券印刷を自身で事前に行わないと高額な手数料を要するなど顧客視点での落とし穴がありますが、記事ではストライキなど労働者側の問題について触れられています。
課題は色々あるのでしょうが、あくまで費用対効果の観点を持つという視点は非常に重要だと思います。
サービスは払った値段相応になるという原則が思い起こされる記事でした。
③訪れる外国人が最も多い世界の都市、東京は9位
Master Cardの調査で、外国人観光客が多い都市の2018年版が発表されました。
2,278万人のバンコクが2位のパリ1,910万人よりも約2割多く、1位にランクされています。
ベスト20内にタイからは14位のプーケット989万人や15位のパタヤ944万人がランクインしており、唯一3都市が入っている国です。
日本は9位の東京1,293万人と12位の大阪1,014万人がベスト20に入っていますが、クアラルンプールやシンガポールなど様々なアジアの都市の名前も見られます。
元々人口が多いアジア圏内で、所得が増加して渡航できる層が広がりつつあるところにLCCが台頭したため、近隣域で渡航が増えているということなのでしょう。
それにしてもドバイが色々な意味で驚きです。
2019年の国際線旅客数は約9,000万人弱と、5年連続の世界一になりましたが、訪問先のランキングには入っていません。
かと思うと、旅行支出額のランキングでは1位であるということから、『ドバイは主に乗継で使われ、総旅客に対して相対的に少ないドバイを目的地とする観光客は消費額が著しく多い』という定性的なことが言えますね。
④英BA、操縦士4300人がスト突入 ほぼ全便欠航で世界30万人に影響か
9月9日と10日の2日間にわたってブリティッシュ エアウェイズがストライキに入るようです。
賃金で争議が続いていたのですが、課題が乗客に影響を与える形で顕在化したことになります。
驚いたのは副操縦士の給与水準です。
一般に非常に高給な印象がありますが平均約7万ポンド(約920万円)と紹介されており、高給ではあるもののイメージとはかなり乖離があると感じました。
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