旅ニュースまとめ|2019年9月30日(月)~2019年10月4日(金)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。
①ナイフ所持客、国際線も利用=伊丹空港での誤返却問題-全日空
先月に発生していた伊丹空港保安検査で、乗客の持つナイフを検出しながらも乗客に返してしまった件の続報です。
先月時点では、当該乗客の伊丹以降の足取りは判っていませんでした。
現在は当該乗客が特定されているようです。
伊丹から羽田への便に搭乗した後は羽田からジャカルタへと国際便を乗り継いだことが判明しています。
羽田での国際線保安検査では、そもそもナイフの検出ができていなかったようですね。
その点では、検出後に誤って返却をしてしまったという伊丹での事象よりも遥かに重いものです。
自身も、過去に指摘をされないままにカッターナイフを誤って持ち込めてしまったこともあります。
今回の事象は本格的にリスクが高まる東京オリンピック以前に発生したため、今後の防止策が十分に練られるであろうという点は不幸中の幸いだと思います。
②ローマのレストラン、観光客からぼったくりの苦情続出 2人で5万円の請求
しばしば話題になる観光客のぼったくり被害の記事です。
定期的にイタリアでの事象が記事になっているように思います。
量り売りの食材が注文よりも多く出てくるというケースは、非常によく聞くものですね。
そもそも注文していないものが出てくるというケースもあります。
・注文時には単位を確認する
・注文は紙に書いて写真も撮っておく
・注文到着時に違和感があれば手をつけずに店員に指摘をする
のあたりができればよいのでしょうが、最も手っ取り早いのは店の評判を確認するという行為でしょうか。
今回話題になっている店も、TripAdvisorのレビューで容易に回避できたものと思います。
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g187791-d3608426-r685599932-Antico_Caffe_di_Marte-Rome_Lazio.html
③最強のパスポート、日本とシンガポールが依然トップ
Henly and Partnersの調査で、2019年10月時点で日本のパスポートがビザ無し渡航できる国・地域は190ヶ国・地域と発表されました。
ここでの『ビザ無し渡航できる国』は『到着ビザが取得できる国』も含まれます。
日本はシンガポールと並んで世界一となっており、両国とも2019年7月時点では189ヶ国・地域で世界一となっていた構造からは大きな変化はありません。
3ヶ月で1ヶ国・地域が増えたことになります。
記事内ではパキスタンのビザ不要が採り上げられていますが、それは既に2019年7月時点で反映されています。
Henly and Partnersのサイト表示が少しおかしくなっているので詳細は確認できませんが、おそらく2019年9月末からサウジアラビアで到着ビザが取得できるようになったことで1ヶ国増えているのだと思います。
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