旅ニュースまとめ|2019年10月15日(火)~2019年10月19日(土)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について

2019年10月発券分以来、ANAの燃油付加運賃が安くなっています。
この水準が2019年12月~2020年1月も継続されることとなりました。
2019年8月~9月のシンガポールケロシン平均価格(USD建)とUSD/JPY為替レートを元に決定されています。

参考までに、日本発各方面の燃油付加運賃は下記のようになります。

欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア
往復21,000円

ハワイ・インド・インドネシア
往復12,000円

タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア
往復9,000円

ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン
往復6,000円

東アジア(韓国を除く)
往復5,000円

韓国
往復1,000円

2019年のANA燃油付加運賃の変遷は2019年4月~5月発券を底としながら、2019年6月~7月発券で1段階上がり、更に2019年8月~9月発券でも1段階上がりました。
2019年10月~11月発券分で1段階戻っていましたが、2019年12月~2020年1月発券も継続ということになります。

2019年10月のシンガポールケロシン相場は10月の約3週間で約USD75で推移しています。
現状のUSD/JPY相場を考慮すると、このペースで行けば引き続き燃油付加運賃の値段は継続するものと思われますが、まだ算定期間2019年10月~11月の3分の1が終わったに過ぎないことも事実です。
サウジアラムコの石油施設爆撃以来、9月下旬にシンガポールケロシン相場が1割程度上昇してUSD85近くまでいく時期もありましたが、現在は比較的落ち着いています。

なお、2019年11月~2020年1月発券分のJAL燃油付加運賃も、ANAと同様に2019年9月~10月と同水準で継続になることが発表されています。

②ターキッシュエア、羽田-イスタンブール20年3月就航 777で週7往復

トルコ航空が2020年3月末より、羽田とイスタンブールの間に毎日定期便を就航させることとなりました。
羽田空港発が深夜22時50分ということで、仕事帰りの週末にも利用しやすい嬉しいスケジュールになっています。

なお、現在は毎日運行している成田空港発に関しては、2020年4月から増便され、2020年6月には週11便体制になることが既に発表されていました。
2016年を最後に運休していた関西発についても、2020年4月から週4便の運行が開始され、2020年6月には週5便体制となります。

成田だけではなく、羽田・関西のいずれの空港からも日本発が22時台となるため、スターアライアンスの深夜便としての選択肢が大きく広がることになります。

③【図解】日本人出国者数、2019年9月は7.4%増の175万人

2019年1月~9月の第3四半期までの累計で、日本人の海外出国者数が2003年の統計以来過去最高だった昨年を上回り、7.6%増の約1,506万人に達しました。
このペースで行くと年間2,000万人のペースではありますが、記事で触れられている通り10月以降は台風19号の影響や消費税増税の影響などマイナス要因が多く不透明です。

観光庁の統計による日本人出国者数は2012年の約1,849万人が極大値を取った後は減少し、2015年から再び増加に転じています。
具体的には2015年に約1,621万人、2016年に1,712万人、2017年に約1,789万人、2018年に約1,895万人です。

あくまで延べ人数ですので、平均的には1人あたり年に約0.15回出国しているという計算になります。
毎月海外旅行に行くペースだと、平均の100倍くらいのペースということになる点が意外でした。

 

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