旅ニュースまとめ|2019年10月25日(金)~2019年10月29日(火)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①豪「ウルル」、恒久的に登山禁止 直前まで大勢の客
オーストラリアの世界最大級の一枚岩であるウルルで、2019年10月25日を最後に登山が禁止されました。
アナング族にとっての聖地であり、以前から登山をしないように要請されていたことは広く知られています。
ウルルは、アナング族にとっては後から成立したオーストラリアに接収されてしまっていましたが、1985年の10月26日に所有がオーストラリア政府からアナング族に返還されました。
その記念すべき34周年の日に、登山が禁止されたということになります。
自身は今年の5月に家族で行きましたが、強風を理由に登山口は閉鎖されていました。
王子は少し残念な気持ちがあったのは事実ですが、もし開いていても迷った末に上らなかったのではないかと思います。
なお、ウルルよりも広く知られているエアーズロックという名称は、19世紀のオーストラリア総督であるヘンリー・エアーズに由来します。
『エアーズ』は大気・空気のAirではなくAyersという妙な綴りになっている理由です。
また、世界最大ではなく世界最大級の一枚岩とされているのも、オーストラリア請願にあるマウントオーガスタスが世界最大であるためです。
自身が小さい頃は『エアーズロックが世界最大』であると教えられたような気がしますので、おそらくその名残で世界最大級という言葉が現在も枕詞に使われているのでしょうか。
②ピーチ、成田から初の国際線 台湾2路線、バニラから引き継ぎ
バニラと経営統合したピーチで、旧バニラ路線を引きついで初めてピーチが成田空港から国際線が運航されました。
関西在住の自身にとっては、バニラから引き継がれた台北や高雄路線は、既に関空から就航していることもあり魅力はありません。
一方で、国内線の奄美は少し興味があります。
2020年の世界遺産審議対象ということが、興味を掻き立てますね。
③ANA、航空+滞在の定額サービスの実証実験
ANAが飛行機と施設滞在の定額パッケージを、2020年1月から実験的に開始するようです。
指定施設に滞在し放題で月約4万円という既に存在するスタートアップに、ANA航空券4回分を付けて月6~7万円が想定価格です。
方面にもよりますが、飛行機だけの部分で考えると2往復で2~3万円ですから悪くはないように感じます。
一方で、宿泊は2往復の間中に4万円の元を取ろうとすると1往復の現地滞在間に2万円の償却が必要であるため、最低3泊はしないと厳しいように思います。
そのように考えると、旅行者の観点で使う場合は3連休が月内に2回ある月で、いずれの連休も当該地方に向かうという使い方でないとペイできなそうですね。
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