旅ニュースまとめ|2019年11月19日(火)~2019年11月23日(土)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①ベネチアで再び高潮、過去最悪の1週間 被害額10億ユーロ

高潮の頻度が増えているイタリアのベネチアで、11月12日に発生した高潮では水位が過去2番目の高さである187cmまで達し、1966年に記録した過去最高水位まであと7cmに迫ったようです。
地下水の汲み上げによる地盤沈下も原因とされ年80回以上も発生しているという頻度の問題もあります。

以前から続いている飲食店のぼったくりや、2019年7月に始まった訪問税の導入でも話題のベネチアですが、旅行客の観点では同5月から始まったベネチア版の迷惑防止条例の適用について注意を払いたいです。

②2020年サマーダイヤの国際線路便計画を一部決定

ANAの2020年夏ダイヤにおける羽田発着路線の拡充が発表されています。
新規就航都市は5都市です。

まず、アメリカ路線は既に成田から就航しているサンノゼ・サンフランシスコ・シアトル・ヒューストン・ワシントンの5都市が羽田からも運行されることになります。
新規就航の中ではシアトルが21時に羽田発と遅く、仕事帰りに使えそうなスケジュールです。
シアトル自身の観光資源は必ずしも多くないと思いますが、少し足を伸ばしてバンクーバーまで陸路で行ける点はメリットのひとつでしょうか。

中国は青島と深センで、青島は既に成田からも運行のある路線です。
一方の深センが新規就航であり、自身も含めビジネス旅客の多い地区ですね。

その他はロシアのモスクワ、インドのデリー、イタリアのミラノ、トルコのイスタンブール、スウェーデンのストックホルムの5都市です。
これらのうちデリー以外が新規就航都市となります。

アメリカ路線以外は詳細の運行スケジュールが発表されていませんが、12月中旬からスケジュールの開示と航空券の予約が開始される予定です。

③2020年度より首都圏発着の国際線を大幅に拡充します

ANAだけではなく、JALも東京発着の国際線についての計画を発表しています。
羽田からの発着が増える分、成田の一時運休が目立つことが特徴です。

羽田からのアメリカ路線では、シカゴ・ダラス・ロサンゼルス・ホノルルが新規開設となりますが、新規就航都市ではありません。
従来から存在した成田発着のシカゴ路線は運休、同じく成田発着のホノルル路線は減便など、成田便が縮小となります。

その他の羽田発着路線として、フィンランドのヘルシンキ、ロシアのモスクワ、オーストラリアのシドニー、インドのデリー、中国の大連などが新規就航です。
中国路線以外の新規就航は運行スケジュールと予約受付日が既に開示されています。

④ラタム航空、2020年10月1日にワンワールド離脱

デルタ航空からの出資受け入れに伴ってワンワールド脱退が既に報じられていたLATAM航空についてです。
ワンワールドの脱退日程が、2020年10月1日に正式決定しました。

南米で存在感のあるエアラインだけに、個人的にはJALステータスの恩恵外になる点が非常に残念です。
サンチアゴ~イースター島間の路線で独占運行をしていたため、世界一周航空券(RTW)の観点で発券のアライアンスを変えるという方もおられると思われます。

 

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