旅ニュースまとめ|2019年12月9日(月)~2019年12月13日(金)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

①エア・ドゥ、大阪/関西~ユジノサハリンスク線でチャーター便 JATMがツアー企画

極東ロシア方面の旅行会社であるジャパン・エア・トラベル・マーケティングが、2020年のゴールデンウィークに当たる5月2日(土)~6日(水)の5日間でユジノサハリンスク行きのツアーを販売するようです。
エア・ドゥのチャーター便を利用した関西発となります。

値段が2名1室で14.5万円かららしく、ゴールデンウィークの一般カレンダー通りという時期を考慮すると必ずしも高額ではないと感じます。
ただ、10月のJALマイレージバンクでのウラジオストク特典祭りの勢いに流されてウラジオストク3~4泊で航空券を取ってしまったという方が、ウラジオストク~ユジオサハリンスクを別切りで買って2日くらい樺太で時間をつぶすというくらいで十分なのではないかとも思います。

②北京大興国際空港、チケットの購入間違えに注意呼びかけ

2019年10月の中国における国慶節は建国70周年を祝う節目であり、直前には北京の新しい空港である北京大興国際空港がタイミングを合わせ、開港となりました。

開業間もないために北京大興国際空港はまだ乗り入れている便が少ない状況です。
そのために認知度が低いせいもあるのでしょうが、従来から存在する北京首都国際空港と北京大興国際空港を誤って発券してしまう事例があり、特に空港移管を進めている中国南方航空と中国当方航空で注意が必要なようです。

日本から北京市を経由して通しで航空券を購入する場合は、検索する際にはMCT(最小乗継時間)の観点でシステム的に気がつけそうです。
一方で、北京前後の別切りをそれぞれ買う場合でしかも乗継時間をあまり取っていないケースが最も危ないでしょう。

なお、北京主と国際空港の空港コードはPEK、北京大興国際空港の空港コードはPKXです。

③【検証】ビクトリアの滝は干上がってしまったのか?

アフリカ中南部に位置するジンバブエとザンビアの国境にあるビクトリアの滝は、アフリカの探検家リビングストンが19世紀中盤に『発見』し、ビクトリア女王にちなんで名づけられた滝です。
最も水量が少なくなるのは乾季末期の年末頃ですが、その頃にはビクトリアの滝はジンバブエ側からザンビア側にかけてデビルズ、メイン、ホースシュー、レインボー、イースタンの5つの滝に分解して流れます。

最近、例えば『ビクトリアの滝が干上がる 100年ぶりの干ばつで』などのような報道で干ばつの影響と思われる滝の干上がりについて言及されていました。
ご紹介の主題記事は一方で、干ばつの影響という誘導に対して注意を促す内容になっています。

端的には、そもそもこの時期は季節要因として最も水量が少なくなる点や、報道されている場所が地形的な問題で最も水が流れにくいイースタン キャタラクトである点に触れられています。
メディアリテラシーを考える材料としても面白い記事だと思いました。

 

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