旅ニュースまとめ|2019年12月19日(木)~2019年12月23日(月)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

 

①遺跡群、英語表記「北日本」に 文化庁と地元、世界遺産に推薦で

2021年夏の世界遺産委員会での世界遺産登録に向け、『北海道・北東北の縄文遺跡群』を2020年2月期限であるユネスコへの正式推薦の対象とするよう文化審議会が取り決めたのは2019年7月のことでした。
当該物件が日本の世界遺産暫定リストに掲載されたのは2009年のことでしたから、ちょうど10年目にして正式推薦の道が開けたことになります。

その後、2019年12月には閣議を経て正式な推薦物件となりました。
和名に準じて英名は『Hokkaido and Northern Tohoku』でしたが、国外の方へにとってより解りやすくするために『Northern Japan』へと変更されることになったようです。
和名の変更は行わず、英名の変更のみとなります。

なお、今年2020年は『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』が自然遺産として世界遺産委員会で審議されます。
地域名が列挙されているのは登録区域を明確化するためでもあり、『Nothern Japan』と同様の意味付けがあります。

 

②燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について

2020年2月~3月発券の特別燃油付加運賃が、前の2ヶ月と同じ価格で継続されることとなりました。
2019年10月~11月のシンガポールケロシン平均価格(USD建)とUSD/JPY為替レートを元に決定されています。

参考までに、日本発各方面の燃油付加運賃は下記のようになります。

欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア
往復21,000円

ハワイ・インド・インドネシア
往復12,000円

タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア
往復9,000円

ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン
往復6,000円

東アジア(韓国を除く)
往復5,000円

韓国
往復1,000円

2019年のANA燃油付加運賃の変遷は2019年4月~5月発券を底としながら、2019年6月~7月発券で1段階上がり、更に2019年8月~9月発券でも1段階上がりました。
2019年10月~2020年1月発券分で1段階安いほうに戻っており、2020年2月~3月発券も継続ということになります。

次の2ヶ月である2020年4月~5月発券では、2019年12月~2020年1月のシンガポールケロシン相場がパラメータとなりますが、2019年12月の1ヶ月間平均はおよそUSD75です。
現状のUSD/JPY相場を考慮すると、仮にこのペースで行けば引き続き燃油付加運賃の値段は継続するものと思われますし、期待をしたいです。

 

③海外旅行のついでに“おつかい”で稼ごう 「HAKOBIYA」が日本での展開に本腰

海外旅行の際に、自国商品を欲しがっている渡航先国の方に対して商品を買って持っていくというマッチングサービスが始まるようです
現状は主にベトナムが対象となっています。

金額が大きくなると自己消費としてみなされなくなり入国時に課税の対象になると思うのですが、その点がクリアでないように感じました。
また、依頼者から購入商品の調達先に関して強い束縛を受けた際には違法薬物などが中に入っていないかなどのリスクも感じました。

 

 

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