旅ニュースまとめ|2019年12月29日(日)~2020年1月2日(木)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①北京と張家口を結ぶ高速鉄道が30日に開業へ
北京と、その北西に位置する張家口が高速鉄道で結ばれ、12月30日に開業しました。
張家口は北京から内モンゴルへ向かう途中に位置する都市であり、2022年2月に開催される北京冬季オリンピックは張家口が会場となることが決まっています。
観光的な観点であまり聞いたことが無かったので調べてみましたが、大きい名所は万里の長城の一部であり明代の15世紀末に築かれた大境門くらいのように思われました。
しかしながら、元代に中都が築かれた場所という点は興味が掻き立てられます。
②今年は何年? 5780年? 1441年?
今年は西暦2020年ですが、地域によっては異なる暦の概念があるという話題です。
動画の中では世界の様々な暦の考え方に触れられています。
表題にもなっている5780年は、ユダヤ人が用いるヘブライ暦(ユダヤ暦)によるもので、西暦に3760年を加えることになります。
神による世界の創造が西暦の紀元前3761年に行われたとされ、そこを紀元とするためにこのような西暦との年数差が生じます。
1年を365.2425日で定義する現在の太陽暦(グレゴリオ暦)に対し、ヘブライ暦は地球からの見かけの月の変化周期29.53日を月間日数の基準としながらも閏月で太陽暦との誤差を調整する太陰太陽暦です。
1441年の方は、非常に有名だと思われるイスラム暦(ヒジュラ暦)です。
ムハンマドが布教を始めたメッカで迫害を受け、メディナに逃れた西暦622年を紀元とします。
そうなると、西暦622年がイスラム暦元年になるため、西暦2020年はイスラム暦1399年になるように思えますが、実際にはイスラム暦1441年となります。
この背景として、イスラム暦は完全な太陰暦であるために1年の日数が約354日(29.53日×12ヶ月)であるため、太陽暦に比べて1年の経過が早いことが挙げられます。
一方で、イスラム暦と同じ紀元を持つイラン暦(ペルシア暦)は、太陽暦としているために1年間の日数が西暦と等しくなっています。
つまり、西暦622年がイラン暦元年になるため、西暦2020年はイラン暦1399年になるように思えますが、イラン暦の元日は春分の日になるため、西暦2020年はイラン暦の1398年~1399年にまたがることになります。
③「サンゴ礁に有害」な日焼け止め禁止法を施行、パラオ
『ブルーコーナー』など著名なダイビングスポットで知られるパラオで、2020年1月1日から珊瑚に有害な成分を含む日焼け止めの持込が禁止されました。
ハワイと同様に既に法案は2018年に可決しており、いよいよ2020年から実行フェーズに移ったことになります。
有害成分の詳細はChem-Stationが詳細を報じています。
先達であるハワイよりも成分規制が厳しく、許容される製品はほとんど無いようですが、その状況でも使用が可能な製品も紹介されています。
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