旅ニュースまとめ|2020年2月12日(水)~2020年2月16日(日)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

 

①復活相次ぐ関空・欧州路線 勢いづく旅行各社

昨今、関空発着の国際便で復活や新規就航が続いているという記事です。
特に春は西側へのアクセスで選択肢が増えます。

まずは3月2日の関空発が日本発初便となるスイスインターナショナルエアラインズですが、関空発は月・火・木・土・日の10時台、チューリヒ着は15時台です。
一方でチューリヒ発は昼13時台で関空着は朝8時前後です。
日本帰着が朝8時前後というのは、帰国時間が遅くなっても現地滞在が増えた方がいいのか、それとも当日帰国後にゆっくり休めるから良いのかという議論の間で、休みが限られる会社員にとっては意見が分かれそうですね。

なお、スイスインターナショナルエアラインズは、2007年から親会社となっているルフトハンザ航空がANAとの戦略的包括提携を結んでいます。
そのため2020年1月以降、スイスインターナショナルエアラインズを含むルフトハンザ航空グループの搭乗で、ANAのプレミアムメンバーはボーナスマイルが付与されます。
詳細の対象会社はANA公式サイトで確認が可能です。

続く2020年4月には、カタール航空が2016年3月の運休以来4年ぶりに関空に就航します。
再就航当初は週5便ですが、6月からは毎日の運航への増便です。
関空発のスケジュールは深夜23時半頃であるため、以前は22時台発だったことを考えると会社員が退社後直行で使いやすくなりました。

同じく2020年4月、カタール航空の再就航からは1週間ほど遅れてトルコ航空も関空発着を週4便で再開します。
2016年1月の運休以来、約4年2ヶ月ぶりとなります。
関空発はおよそ23時前で従来と大きな変更はありませんので、引き続き会社員と親和性が良いです。

但し、トルコ航空は2020年6月以降の増便後でも関空発は月・火・木・金・土の週5便に留まります。
週末に繋げて休むことが多い会社員は国内発が木・金で検討することが多いと考えられますので実質的な影響は少なそうですが、注意したい点です。

 

②パプアニューギニア、アライバルビザ発給停止 中国から渡航制限も

東南アジアや島嶼部では比較的少ないアライバルビザ必要国であるパプアニューギニアが、コロナウィルスの対応のために一時的にアライバルビザの発給を止めることとなりました。
現状、パプアニューギニアは電子ビザがないため、東京のパプアニューギニア大使館での取得が必須となります。

入出国条件変更の一環で、昨今は様々な国で同様の事象が見受けられます。
個人的に行きたいと思っていた国なので、自身の記憶のためにも取り上げてみました。

 

③「観光立国」の潮時 軌道修正迫る新型肺炎

2020年の訪日外国人観光客の目標である4,000万人は、昨年後半から続く日韓関係の悪化だけでなく中国のコロナウィルスの影響で達成が困難であろうとの記事です。
影響が1年続いた場合の野村総研による試算として、訪日観光客は34%減という数字も紹介されています。

2018年から2019年にかけての訪日観光客数は、7年連続で過去最高を更新しながらも前年比2.2%増の約3,188万人と、伸び率が非常に低調となっていました。
訪日韓国人観光客だけでも約200万人減っていることが大きく響いています。

自身が住む京都でも、複数のタクシー運転手の方から明らかに観光客が減ったという話を聞きました。
一方で、旅客目線ではキャンセルが相次ぐホテルが大幅に値下がりしていたり、本来の姿に近い状態を楽しめるというメリットもありそうです。

 

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