旅ニュースまとめ|2018年11月4日(日)~2018年11月8日(木)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①米国立公園の間欠泉、60年ぶりの大噴出 「過去の遺物」飛び出る
有名なオールドフェイスフル間欠泉の近くにあるイヤー間欠泉は、耳の形をしているためにそう呼ばれています。
イヤー間欠泉は活動が低調なために一般的には観光ルートではありません。
そのため、最近になって60年以上ぶりに大噴出した際には様々な遺物が排出され、博物館への陳列も検討されているようです。
イエローストーン国立公園は1872年に世界初の国立公園に指定されただけではなく、1978年に登録された初めての世界遺産12件のうちの1つでもあります。
そのような場所でも、古い時代から観光客が間欠泉にたくさんの物を投げ込んでいたという事実が興味深いですね。
②仏領ニューカレドニア、住民投票で独立を否決
反対56%で投票率8割以上との事ですから統計的には有意ですね。
2022年までにもう2回の独立投票が実施されるようです。
ニューカレドニアはニッケルとコバルトが特に豊富で、その産出量は世界有数です。
一方でリゾート地としても有名であり、ニューカレドニアバリアリーフはオーストラリア東岸沖のグレートバリアリーフやベリーズ沖のベリーズバリアリーフに次ぐ大きさで、2012年に世界遺産登録もされています。
当然ながら、この物件の帰属はフランスとなります。
③横田空域の管制権、一部日本移譲…米軍と合意へ
羽田空港発着の際に飛ぶ都心上空の新ルートの実現に向け、重要な合意がなされました。
10月初旬の段階では、横田基地を使用する米軍が難色を示していましたので、大きな一歩です。
今回の合意により、2020年の東京オリンピックに向け、羽田空港の国際線年間発着回数は現在の6万回から9.9万回になることが見込まれます。
2017年の成田空港の国際線年間発着回数が19.7万回であることを考えると、羽田空港が9.9万回の発着になることで都心発の国際線における羽田空港の存在感がかなり大きくなります。
④世界で最も犯罪が少なく、安全な国 トップ20
概ね直感と一致する内容だと思いましたが、オマーンが意外でした。
殺人発生率だけを見ると日本の倍以上あるようです。
自殺率もパラメータとして採用されたランキングのようですから、その点が日本を10位にしているのでしょうか。
⑤洞窟に4万年前の野生牛壁画
旧石器時代の洞穴絵画として、スペインのアルタミラ洞窟やフランスのヴェゼール渓谷にあるラスコー洞窟が大変に有名です。
ヨーロッパには、これらよりも更に時代を遡る時代の抽象画の存在も確認されていますが、インドネシアのスラウェシ島における牛などの具象画が約4万年前のもので、世界最古級であることが発表されました。
これが真実であるならば、洞穴絵画の発生はヨーロッパとアジアで同時期ながら、アジアではより具体的な絵が描かれていたということになります。
アルゼンチンの世界遺産クエバ・デ・ラス・マノスで描かれた手と同様のものも見られ、興味深いです。
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