旅ニュースまとめ|2019年2月17日(日)～2019年2月21日(木)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。
①ANA、羽田－ウィーン就航 R2-D2ジェットで初便、早朝着でビジネス需要強化へ
2月17日、ANAの羽田発ウィーン行の便が初航行を行いました。
羽田発のANA運行直行便が就航しているヨーロッパ都市としては、ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘンに次いで5番目となります。
なお、その他のヨーロッパ方面ANA直行便は成田発でデュッセルドルフ、ブリュッセルの2路線もあります。
引き続きANAは2019年内に9月はオーストラリアのパースと冬にはインドのチェンナイ、2020年春を目処にロシアのモスクワとウラジオストクの就航を計画しています。
②東京駅から空港18分 羽田新線 完成目標は29年
10年後を目処に東京駅から羽田空港に直行できる路線が計画され、環境アセスメントが行われることとなりました。
現在は東京駅近くの浜松町駅からモノレールに乗らなくてはなりません。
開通目標は2029年と比較的近く、自身も十分に恩恵が受けられる時期であるため嬉しいです。
③インドネシア初の地下鉄、開業控え試運転
2013年に開始されたジャカルタ都市高速鉄道のプロジェクトで、第一段階の開業が2019年3月に迫っています。
ボロブドゥールやプランバナンが近いジョグジャカルタではなく、首都ジャカルタでの開業であることに注意です。
ジョグジャカルタだと観光の観点では便利なのでしょうが、人口規模から言って考えにくいと思われます。
④燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について
昨今の原油価格下落を受け、ANAの燃油付加運賃が大幅に安くなります。
2018年12月～2019年1月のシンガポールケロシン平均価格(USD建)とUSD/JPY為替レートを元に決定された2019年4月～5月の発券が対象です。
参考までに、日本発各方面の燃油付加運賃を2019年2月～3月発券と2019年4月～5月発券で比べると下記のようになります。
ヨーロッパやアメリカなど遠距離路線では往復で2万円以上の差が出てきます。
欧州・北米（ハワイ除く）・中東・オセアニア
往復35,000円⇒往復14,000円
ハワイ・インド・インドネシア
往復22,000円⇒往復8,000円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア
往復17,000円⇒往復6,000円
ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン
往復10,000円⇒往復4,000円
東アジア（韓国を除く）
往復9,000円⇒往復3,000円
韓国
往復3,000円⇒往復600円
但し、1月末に1バレルUSD65近辺だったシンガポールケロシンもその後はじわじわと値を上げ、2月19日の時点でUSD80近辺まで上昇していますので、せっかく値下がりしたサーチャージも近い将来には不透明です。
なお、2019年2月～3月のシンガポールケロシン価格は2019年6月～7月発券の燃油付加運賃に影響を与えます。
<関連記事>
