旅ニュースまとめ|2019年4月13日(土)~2019年4月17日(水)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①日航系、客室乗務員にスニーカー LCC「ZIPAIR」制服発表
JALが設立し成田を拠点とする中距離LCC『ZIP AIR Tokyo』の機体や制服が披露されました。
公式サイトでも制服は公開されていますが、ぱっと見はスターフライヤーのように見えました。
2020年夏から成田~バンコク(スワンナプーム)と成田~ソウル(仁川)の2路線が開始される予定です。
なお、成田を拠点としていたANA系のLCCであるバニラエアは、同じくANA系のLCCで関空を拠点とするピーチと統合が決まっています。
バニラエアとしての運行は来月5月から段階的に縮小されます。
②アシアナ航空の売却決定 韓国・錦湖グループ
数年前より経営が悪化していたアシアナ航空を、親会社である錦湖アシアナグループが手放すことを決めました。
昨年2018年には、本社ビルのドイツ企業への売却やノーミール問題とそれに起因したフライト遅延が大きく話題になるなど、あまり良い形で注目されている状況ではありませんでした。
売却対象はアシアナ航空だけではなく、参加のエアプサンやエアソウルも含まれます。
新たな売却先への移行によって所属のアライアンス戦略が変わらないか、注目しています。
③パリ ノートルダム大聖堂で火災 中央部分が崩落 大きな被害
パリのシテ島にあるノートルダム大聖堂は、それまで主流の低背で窓が少ないローマ風建築(ロマネスク式)とは異なり、高い天井や大きな薔薇窓を備えたゴシック式建築の原点として12世紀後半に建設が始まりました。
パリのセーヌ河畔として世界遺産のエリアに指定されている範囲に立地し、ゴシックの至宝とも言える建築物でしたが、4月15日に発生した火災によって天井を中心に大きな被害が出ました。
既に8億ユーロもの支援が方々から表明されていること、マクロン大統領が2024年のパリオリンピックまでに修復する意向であることなどの報道もありますが、オリジナルは二度と戻ってこないという点での喪失は計り知れないものがあります。
いつでも見に行けるという感覚で10年以上前に訪れたきりでしたが、二度と同じものを見る機会がなくなったという現実を前に、人類の営為の歴史を表現するものの重要性を改めて痛感しました。
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