旅ニュースまとめ|2019年6月17日(月)~2019年6月21日(金)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①米グランドキャニオン近くでウラン鉱山開発が浮上、住民ら反発
アメリカのグランドキャニオン国立公園で、アメリカ国内企業からウラン鉱山の開発許可を求める動きが出ています。
現在は、2012年に決定した規制に基づいて開発が抑制されているようですが、今回の陳情を元に改めて可否が判断される模様です。
観光の観点では、旅客に直ちに影響することはないように感じました。
GRAND CANYON TRUSTを見ると現段階で既に稼動しているウラン鉱山があるという事実が解りますが、自身は初めて知りました。
②ナスカ地上絵の鳥、3点を特定
ペルーを代表する世界遺産 ナスカの地上絵で、鳥類の地上絵のうちの3種類が生物学的特徴から同定に至ったそうです。
同定された地上絵のうち、特に有名なものは『ハチドリ』と呼ばれるものです。
北海道大学の元リリースを参照すると、中央の尾が突出して長いという地上絵の特徴が、ハチドリのそれではなくカギハシハチドリ亜科ユミハシハチドリのものでした。
一方で有名な『コンドル』は、実際のコンドルとは嘴の長さが異なるために、コンドルと同定はできないようです。
結論だけを見ると極めて単純で研究対象にならないように思われてしまいますが、実際にはこのような同定研究がなされていなかったということでしょうか。
これだけ有名な地上絵のモチーフが、必ずしも学術的な検地で決まっていなかったという点は驚きです。
同様の事例は他にもたくさんあるのだと思います。
③コンゴのエボラ流行、隣国に拡大 「真に恐ろしい段階」に
コンゴ民主共和国から隣国ウガンダに入国した男児が、ウガンダ入国後にエボラ出血熱であることが判明しました。
懸念されていた国境を超えた感染拡大が顕在化したことになります。
この感染者とウガンダ側で接触した人物は足取りが掴めていないため、更なる感染拡大の可能性が排除できません。
ウガンダはガンダ族のブガンダ王墓やマウンテンゴリラで知られるブウィンディ国立公園などの世界遺産があり、個人的には大変に興味のある国です。
特にアフリカ第3の高峰マルガリータを抱くルウェンゾリ山地国立公園は、最近あまり山に行っていない自身にとっては魅力が高く、前向きに旅行を検討したいエリアです。
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