旅ニュースまとめ|2019年9月25日(水)~2019年9月29日(日)
旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
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①“最大”マーライオン解体へ 観光への影響懸念
シンガポールのセントーサ島にある最大のマーライオンが解体されることが決まりました。
周辺の再開発のためにやむをえない処置のようです。
マーライオンがなくなったところでシンガポールの国自体への観光への影響は大きくないと思われます。
シンガポール内でのセントーサ島への観光は若干の影響を受ける可能性はあるのでしょうが、セントーサ島にマーライオンだけを見にくる観光客が多いとも思えません。
がっかり観光地の筆頭とされる場所がなくなってしまうという点では残念ですね。
②乗客の手荷物からナイフ、「大丈夫」と言われ通過させる…空港騒然
伊丹空港の保安検査で、ナイフを持った乗客を保安検査で通してしまったことが判りました。
そのために保安検査のやり直しで航空機の遅延や欠航が生じ、伊丹空港が大混乱に陥りました。
別の報道では、ANAのプレミアムカウンタ奥の優先保安検査レーンで発見されたナイフを、乗客が『これはええねん』と係員から取り返したとされています。
これが事実であれば、渡してしまった保安検査員も問題ながら、取り返した乗客の問題はより重大です。
特に、プレミアムメンバーでの保安検査場で起きたという点が気にかかります。
飛行機に乗る頻度が高い乗客のはずなので、遅延や欠航の影響は人並み以上に理解しているはずですし、そういった影響を生じさせかねないということも解った上での行為でしょう。
対象の乗客は行方知らずのようですが、こういった事象が繰り返されないようにしっかりと特定されることを望んでいます。
③威信かけた空港の中は空っぽ 開業“見切り発車”
北京首都国際空港に加え、北京の新たな玄関口となる北京大興国際空港が9月に稼動を開始しました。
北京首都第二国際空港とも呼ばれる北京大興国際空港は、開業が中国の建国記念日にあたる10月1日の国慶節を迎える時期に合わせられるとの報道が以前にされていました。
実際に北京大興国際空港の開業は9月下旬からになったわけですが、まだまだ稼働率は低いようです。
もともと全面開業は2040年にされていることもあり、部分的な稼動に留まっているということですね。
現在は発着便の大部分が中国の国内線で、国際線はアジアがモルディブ・ブルネイ、ヨーロッパがイギリス・ポルトガル・ポーランド・フィンランドのみです。
そのため、興味はありながらもなかなか行く機会がなさそうです。
なお、北京首都空港のIATAコードがPEKであるのに対し、北京大興国際空港はPKXとなります。
④デルタ航空、ラタム航空グループの20%の株式取得へ ワンワールド脱退も
チリのサンチアゴを本拠とするラタム航空の株式のうち20%を、アメリカのデルタ航空が取得するとの報道です。
デルタ航空からはラタム航空に役員も送り込まれるようで、ワンワールドからの脱退も決定しているようです。
JAL GLOBAL CLUB会員にとっては、ワンワールド所属の航空会社が減るという点で影響が出てきます。
大陸制を特徴とするワンワールド世界一周航空券のメリットとして、ラタム航空が独占路線としているイースター島路線が含まれているという点があったのですが、今後はそれもなくなります。
しばらくは移行期間でワンワールド残留なのでしょうが、個人的には残念でなりません。
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