旅ニュースまとめ|2019年11月24日(日)~2019年11月28日(木)

旅に関連したニュースのうち、気になったものをまとめておきます。
リンク先は時間が経つと、掲載が終了したりリンク切れが発生することも考えられます。

①ラオス国境9ヶ所でアライバルビザの発給終了

ラオスでは2007年から日本人に対し、観光・商用を問わず滞在15日以下の場合はビザ免除の対象です。
15日を超える滞在ではビザが必要ながらも各所でアライバルビザが取得できる状況でしたが、2019年12月~2020年6月にかけて段階的にアライバルビザの発給が終了することが発表されました。

但し、観光的な観点では影響は大きくないのではないかと思います。
そもそもビザが必要なケースは滞在が15日を超える場合に限られ、仮に15日を超える場合でも観光客が多いと思われるルアンパバンや首都のビエンチャンでは空港でのアライバルビザ発給は継続されるためです。

②なぜ鉄道にはホテルや飛行機のように「大胆値下げ」がないのか

需給バランスによって大きく価格変動をさせるダイナミックプライシングは航空やホテルでは一般的ですが鉄道、特に在来線に関しては基本的に導入が進んでいません。
その理由について、記事内では『基本的に事前予約ができず、かつ生活に密着したインフラにおける価格変動は馴染まない』という趣旨で結論付けられています。
また、航空機との旅客の争奪競争にさらされる新幹線であれば、営業キロに基づいた基本運賃以外の部分で、特急料金やグリーン料金など付加部分のプライシングができる可能性に言及されています。

そういう手は取りうるものなのかと、試しに自身が住んでいる京都から東京までの新幹線料金を分解してみると、距離に基づく基本運賃が8,360円に対して特急料金が約5,000円でした。
総合旅行業務取扱管理者の資格を持っていながらきちんとした内訳を知ったのは初めてですが、仮にこの特急料金5,000円がダイナミックプライシングで半額になったとしても総額11,000円くらいです。

一方で、飛行機で東京に行く場合の京都~伊丹空港までのバス料金1,000円強と伊丹~羽田間の航空券8,000円台を足してもまだ飛行機のほうが若干安いです。
空港までのアクセスの手間を考えると、若干不便ながらも個人的には飛行機に軍配が上がります。

③パスポート、24年度にもネット申請可 カード決済対応

待望のパスポート申請オンライン化が2024年度から開始されるようです。
発行手数料は現金決済の収入印紙のみであった点も改善され、クレジットカードの決済に対応する見込みです。

非常に良い話ではあるのですが、もともとオンライン申請は2022年度から開始が検討されていたという理解です。
2年のギャップは何なのでしょう?

また、クレジットカード会社の付与ポイントが公共料金などと同じく低レートに設定される絵が頭に浮かびました。

 

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