中国旅行記 (1) 北朝鮮入国を目指し、丹東まで移動(2018年7月)

2018年7月、中国遼寧省の丹東から列車で北朝鮮の平壌に行きました。
北朝鮮の観光については様々な噂が流れています。
ルールさえ守れば安全という反面、逸脱した場合に重篤な結果となるという内容が主でしょう。

実際に現地に足を運んで見聞きしたことを現地への具体的な行き方や準備段階も含めて、残しておきたいと思います。

【目次】
1.  中国基礎情報
2.  中国へ
3.  大連
4.  丹東

1. 中国基礎情報

人口 :13億7,605万人
面積 :9,600,000平方キロ
首都    :北京
公用語:中国語
時差 :UTC+8(日本から1時間マイナス)
通貨 :人民元(CNY)
レート:CNY1=JPY16.39(2018年7月23日時点)
ビザ   :日本人は滞在日数が15日以内であればビザ不要(2018年7月時点)

2.  中国へ

7月12日(木)、朝の9時頃に関空に着いた。
今回は全行程4泊5日の中3日で、中国の丹東から北朝鮮の平壌に入る。

12時発の大連行き中国東方航空のチェックインをするためにフライト3時間前に来たが、チェックインが全く始まらず、10時くらいに開始されるまで列の中で待った。
中国系の航空会社は中国国際航空・中国東方航空・中国南方航空といった大手でさえ、当該航空会社で直接買ったチケット以外はまともにオンラインチェックインができないことに対して非常に不満を感じる。

3.  大連

2時間ほどのフライトで現地時間13時過ぎに大連に到着した。
まずは人民元を全く持っていないため、国際線搭乗口の1階を出てすぐに国内線ターミナルの2階に向かい、ATMで人民元をおろした。
ATMだと100元単位で出てきてしまうので、空港内の売店で水を買ってすぐに小額に崩す。

空港を出て左に曲がって1階をずっと進んでいくと、出口の番号がどんどん小さくなっていく。
1番出口を過ぎると、空港の建物付近から出て駐車場のエリアが見えてきた。

更に道なりに進むと、すぐに空港の駐車場を出て中国東方航空の建物が見える。
駐車場エリアには吉野家やPizaa Hutなどいくつかの飲食店が並んでいるが、特にお腹も空いていないのでスルー。

更に道なりに進みながら横断歩道を2~3回渡ると、バス停に到着。

時刻表めいたものは特に無いが、20分くらい待つとバスがきた。
908系統のバスで高速鉄道の大連北駅にまで向かう。

運賃は僅か2元(約35円)で、冷房が良く効いているので非常に快適。
40分ほどで終点の大連北駅南広場のバス停に到着。

バス停は駅のすぐ南にあり、駅まで長く歩く必要はなかった。

まずは、窓口でチケットを購入。
1等は173.5元(約2,900円)で、2等の108.5元(約1,800円)。
少し迷ったが、極端な差額はないので1等にした。

駅の待合室に移動して、16時半頃発の列車を待つ。
今回乗った丹大都市間鉄道は、2015年末に運用が始まった新しい路線で、大連と丹東を2時間半程度で繋ぐ。
新しいこともあってか、駅は非常にきれいだった。

列車の発車時間が近づきホームに降りるが、該当すると思われる列車番号の表示が、チケット表示の列車番号と異なっていた。
中国に限らず国外の列車ではよくあることで、自分は必ず複数人にチケットを見せて列車が正しいかを確認することにしている。
2人に確認して乗り込み、更に中でも1人に確認して大丈夫だったので安心して着席。

 

4.  丹東

大連を出て2時間半ほど走り、19時過ぎに丹東に到着。

よく晴れていた大連と違って丹東は霧がかっていて、雨も降っている。
駅前の毛沢東像も若干霞んでいた。

駅から歩いて15分くらいの距離にある宿に向かい、荷物を置いて中国と北朝鮮の国境である鴨緑江を見に行った。
鴨緑江の向こう側は北朝鮮だが、明らかに丹東と比べて明かりが少ないことが印象的だった。

明日はここを渡って北朝鮮に入るのだと思うと楽しみな反面、若干の不安な気持ちもあった。

宿に戻り、翌朝の朝8時集合に備えて23時前に寝た。

 

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